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名古屋院
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シミ取り治療

シミ取り治療とは

顔のシミ

シミとは?

周囲の皮膚よりメラニン濃度が増加した状態のことを通常「シミ」と呼んでいますが、実はその病態は多様で様々な種類があります。日常の診療でよく見かけるシミには次のような種類があります。

シミの種類

老人性色素斑

老人性色素斑

最も多いタイプのシミです。老人性とありますが、この言葉にあまり深い意味はなく、若い人(20代後半~)にもできます。境界明瞭な茶褐色斑で色の濃さや大きさなど様々です。日光のあたる顔の側面にでき易いのが特徴です。顔以外に背中や手、腕などにもできます。

<お勧めの治療方法>
シミのメラニンに選択的に反応するレーザーを使用します。最も推奨される治療方法はピコ秒レーザーやナノ秒レーザーです。かさぶたを作りたくない方はIPLやレーザーフェイシャルもオススメです。

ピコ秒レーザー
レーザーフェイシャル
フォトRF・IPL
Qスイッチルビーレーザー

老人性色素斑 詳しくはこちら

脂漏性角化症

脂漏性角化症(老人性イボ)

いぼのように表面が少し膨隆した茶褐色のシミです。紫外線暴露が原因で、ゴルフやマリンスポーツをされている方などの顔面に多発しているケースが多くあります。組織学的には老人性色素斑とほとんど同じで、平坦か盛り上がっているかの違いです。

<お勧めの治療方法>
炭酸ガスレーザーで盛り上がって角化している部分を削る治療がおすすめです。

炭酸ガスレーザーCO2RE

脂漏性角化症(老人性イボ) 詳しくはこちら

そばかす

雀卵斑(そばかす)

学童期に遺伝的に発生し、鼻を中心に左右対称に散在します。大きさは比較的均一で3~5ミリ程です。先天的に皮膚の色を均一にする機能に異常があると言われており、根治させることはできませんが、しばらく(数年)きれいな状態に保つことはそれ程難しいことではありません。

<お勧めの治療方法>
老人性色素斑と同様の治療法、つまりピコ秒レーザーやナノ秒レーザーが有効です。また、数多くできるものなので、面での治療ができるIPLやレーザーフェイシャルもオススメです。しかし、そばかすは遺伝的素因により発生するものなので、一度そばかすを取り切ったとしても、いずれはまた出てくるものと言えます。

ピコ秒レーザー
レーザーフェイシャル
フォトRF・IPL

雀卵斑(そばかす) 詳しくはこちら

肝斑

肝斑

女性に多く、頬骨の突出部や額などに左右対称にできる地図上のシミです。過剰刺激、女性ホルモンなどが原因といわれています。肝斑は刺激に弱いため、強いレーザーによる治療はかえって状態を悪化させます。

<お勧めの治療方法>
刺激の強い治療は肝斑を悪化させる要因となるため、マイルドなレーザー治療を選択します。近年、レーザートーニングというレーザーを弱くたくさん当てる(低出力高頻度照射)治療法が注目されています。肝斑治療は一朝一夕には成功しません。長期間にわたる治療が必要となります。

ピコレーザートーニング
メソアクティス
シミ外用薬・内服薬

肝斑 詳しくはこちら

後天性真皮メラノサイトーシス

後天性真皮メラノサイトーシス(ADM)

成人になってから両側性に頬や額に出現する灰褐色~濃褐色のシミです。他のタイプと異なり真皮層にメラノサイト(メラニン産生細胞)を認めます。ピコ秒レーザーという非常に強力なレーザーでのみ治療可能です。

<お勧めの治療方法>
複数回の治療が基本になります。ピコ秒レーザーやナノ秒レーザーを使用して治療します。他の治療は効果がありません。

ピコ秒レーザー
Qスイッチルビーレーザー

後天性真皮メラノサイトーシス 詳しくはこちら

炎症後色素沈着

炎症後色素沈着

皮膚に何らかの理由で炎症が起こると、その後に色素沈着を残します。この色素沈着は炎症が治まれば多くの場合半年~1年の経過で徐々に薄くなっていきます。最終的に残ってしまったものが治療対象となります。

<お勧めの治療方法>
皮膚が刺激を受けて過剰にメラニンを産生している状態のため、強いレーザーを照射するとそれが刺激となってより事態を悪化させます。レーザートーニングと呼ばれるマイルドなレーザー照射か内服薬・外用薬が治療の中心になります。

ピコレーザートーニング
シミ外用薬・内服薬

炎症後色素沈着 詳しくはこちら

シミ取り治療が適している方

  • 老人性色素斑など、紫外線によるシミが目立つ方
  • 年々シミが増えて気になっている方
  • 最近肝斑が濃くなってきてお悩みの方
  • ソバカスが気になる方
  • 色素沈着が濃く、クリームや美白化粧品などで改善が難しい方
  • 飲み薬や塗り薬、お化粧品による治療が効果が薄い方
  • 症例数の多い医院で医学的根拠のある治療を行いたい方
  • 多少のダウンタイムがあってもできるだけ早期に治療したい方(しばらくの間、色素沈着や肌の赤みなどが出る治療もあるため)

術後経過と日常生活

術後経過は手術方法によって多少差があります。
以下は大まかな目安を示します。

洗顔・お化粧

当日より可能ですが、痂疲のできる施術の場合は、痂疲をこすらないようにご注意ください。

シャワー・入浴・サウナ

シャワー・入浴は施術当日から可能です。サウナは1週間後より可能です。痂疲のできる施術の場合は、痂疲をこすらないようにご注意ください。

運動

紫外線を浴びるような運動をする場合は、紫外線防御をしっかりとしてください。
痂疲ができる施術では施術後の激しい運動は1週間程度避けてください。

飲酒

特に制限はありません。

シミ取り治療の施術の流れ

洗顔

治療を希望されるシミを正確に診断するために、全顔のお化粧をしっかりと落としていただきます。

施術の流れ_洗顔_エースクリニック名古屋院

カウンセリング

治療を希望されるシミの種類を診断し、患者様のご希望を伺いながら、どのような治療が最善かを決めていきます。シミの治療はレーザーを照射して全てが終わりというわけではなく照射後のケアが非常に大切ですので、その点を詳しくご説明いたします。

カウンセリング 【エースクリニック】名古屋院

レーザー照射

担当医師もしくは施術者が治療部位にレーザーを照射します。使用するレーザーの種類によって施術感は変わってきますので、詳しくは各施術ページをご覧ください。

レーザー照射

アフターケア

ピコレーザー・Qスイッチレーザー
レーザーを照射した部分に黒いかさぶたができます。無理矢理こすり取らないようにしましょう。洗顔、スキンケアは当日から可能です。化粧のみ翌日からしていただけます。

IPL・レーザーフェイシャル
施術直後は肌に赤みが出ます。状態によってお冷やしをしたり軟膏を塗布したりする場合があります。また、施術後は洗顔・お化粧をしてお帰りいただけます。

紫外線対策はいずれの治療でも重要です。日常では日焼け止めを必ずしてください。

施術の流れ_アフターケア

施術のポイント

施術時間 治療内容によりますが、1回につき数分~30分程度です。

麻酔 ほとんどのものは痛みは軽度ですので無麻酔で行います。
痛み 治療内容によりほとんど痛くないものから輪ゴムで弾かれるような感じくらいの痛みを感じるものもあります。

術後の診察 適宜施術後の診察を行います。詳細は各施術ページをご確認ください。
メリット 老人性色素斑のようなものはレーザー治療で根治となることが多いです。
デメリット 治療内容によってはダウンタイムを伴うものもあります。
複数回の治療が前提となるものも多いです。

注意点 どのような施術であっても、施術後は紫外線対策を必ず行ってください。

リスク副作用

リスクは施術内容によって違いますので、詳しくは各施術ページをご覧ください。以下はシミ治療に伴う代表的なリスクです。

色素沈着 レーザーの刺激により肌が茶褐色となるものです。約半年くらいの経過で引いていきます。
水疱形成 水疱が出来た場合は適切な処置を行いますので、診察を受けてください。
白斑 メラニン産生細胞がダメージを受けて周囲より白くなる状態です。稀ですが、生じた場合、回復は難しいです。

施術を受けられない方

下記のような方は施術を受けられませんのでご注意ください。

  • 妊娠中の方・妊娠の可能性のある方

シミ取り治療のよくある質問

シミにはいくつかの種類があり、日常診療上よく遭遇するのは以下の6つです。

老人性色素斑:紫外線によるダメージで発生し、加齢によって増加します。境界が明瞭な褐色または黒色の斑点状のシミです。主に顔や手の甲に出現します。治療方法は主にレーザーです。

脂漏性角化症:老人性色素斑の厚みの増したものです。紫外線をよく浴びるひとにたくさん発生します。治療方法は主に炭酸ガスレーザーです。

雀卵斑:ソバカスです。鼻を中心として両頬に小斑点として分布します。学童期に出現する点が特徴です。主にレーザー治療やフォト治療(IPL)で治療します。

肝斑:主に頬骨や額など突出部位に現れる、スリガラス状の褐色のシミです。女性に多く見られ、妊娠やホルモンバランスの変化、紫外線による刺激などが原因とされます。マイルドなレーザー照射や刺激の少ない治療を選択します。

後天性真皮メラノサイトーシス:主として頬骨に灰褐色~紫色を帯びた小斑点として現れます。Qスイッチルビーレーザーやピコレーザーによる治療がおすすめです。

炎症後色素沈着:ニキビ等の炎症や怪我の跡に皮膚の色調が濃くなる状態です。刺激を避け放置するか、マイルドなレーザーや内服薬・外用薬を選択します。

シミ取り治療には主に、レーザー治療、経皮導入治療、内服薬、外用薬等がございます。その中でもレーザー治療が治療の中心となることが多いです。
レーザー治療にも比較的肌への刺激の強いもの(ピコレーザー、Qスイッチレーザー)、マイルドなもの(レーザーフェイシャル、フォト治療)、弱いもの(レーザートーニング)と、色々ございます。シミの種類に応じて、適切なレーザー治療を選択することが大切です。

どのような治療を選択するかによって異なります。
照射強度の比較的強い治療(ピコレーザー、Qスイッチレーザーなど)は多くの場合、軽度の痛みや不快感が伴います。ただし、通常は麻酔を行うほどではありません。
照射強度のマイルドなものや弱いものは、人により軽度の不快感を伴うことがありますが、多くの場合は自制内です。
経皮導入(イオン導入やエレクトロポレーション)はほとんど不快感を伴いません。

治療法によってダウンタイムがあるものとないものがございます。 ピコレーザーやQスイッチアレキサンドライトレーザー、フラクショナルレーザーは、レーザー照射後に痂疲ができるためダウンタイムがある治療です。この場合、かさぶたは1週間~2週間ほどで取れてきます。 その他の治療には一般的にダウンタイムはございません。

シミの種類や治療により異なります。以下、代表的なシミである老人性色素斑に限定して説明致します。

1回のレーザー照射で取れるケースの方が多いのですが、1回で取り切れずに複数回の照射が必要となることもあります。その場合は約半年の間隔を空けて再照射します。

シミ治療はレーザーを使用することが多く、レーザー照射後は紫外線防御をしっかりとしてもらうことが基本になります。また、ごく最近に日焼けをしたということですと、少し治療は延長した方が良いでしょう。日焼けとシミは密接な関係がありますので、シミ治療をお考えなら日焼けは避けてください。

シミ取り治療の料金表

シミ取りレーザー(ピコレーザー・Qスイッチレーザー照射)

※料金は税込表示です。

項目 料金

ピコレーザー照射(PicoWay)

1センチ四方 16,500円
1.5センチ四方 24,750円
2センチ四方 33,000円

※シミ1つあたりの料金です。複数のシミ除去ご希望の場合はそれぞれに料金がかかります。
※1年以内の再発につきましては大きさ・個数にかかわらず4,400円にて再照射を行うことができます。
QスイッチアレキサンドライトレーザーQスイッチルビーレーザー照射も上記と同様の料金になります。

ピコレーザートーニング

※料金は税込表示です。

部位 項目 回数 料金
ピコレーザートーニング(顔全体)のみ
1回 16,500円
5回 74,250円
10回 132,000円

※各施術にイオン導入をお付けになる場合は1回ごと +6,600円、5回 +29,700円となります。
※各施術にエレクトロポレーションをお付けになる場合は1回ごと +16,500円、5回 +74,250円となります。
※各施術にハイドラフェイシャルをお付けになる場合は1回ごと +16,500円、5回 +74,250円となります。

シミ内服薬

※料金は税込表示です。

項目 料金
シミ内服薬(トランサミン・シナール・ユベラ) 30日分 4,400円

※上記は内服・外用のみでシミを治療される場合、診察処方料として3,300円が別途かかります。

シミ外用薬

※料金は税込表示です。

項目 料金
トレチノイン 0.1%(30g)※ゼオスキンとセットでご使用いただきます 33,000円
ゼオスキン ミラミン 14,080円

監修ドクターメッセージ

dr.asai

名古屋院院長 浅井 裕子

経歴

平成22年 名古屋市立大学医学部卒業/信州大学医学部皮膚科学教室
佐久総合病院皮膚科勤務/岡谷市民病院皮膚科勤務
平成30年 医療法人ー美会エースクリニック勤務
令和4年 医療法人一美会エースクリニック名古屋院院長就任

所属学会

日本皮膚科学会/日本抗加齢医学会/
日本美容皮膚科学会/日本美容外科医師会

資格

日本皮膚科学会認定皮膚科専門医
日本抗加齢医学会認定皮膚科専門医

ウルセラ認定医/サーマクール認定医/ミラドライ認定医/
ボトックスビスタ施注資格/ジュビダームビスタ施注資格

シミといわれるものには、様々な種類があります。治療する上で最も重要な点はそのシミの種類に合った治療法を選択することです。そのためにはまず正確にその種類を診断しなければなりません。また、治療は比較的短期間で済む場合もありますが、長期継続が必要なこともあります。合理的でない方法を選択しても効果が望めないばかりか、時間の無駄になりますので、治療法の選択は非常に大切になります。

当院では複数のレーザーを中心にシミ治療を行っております。ピコ秒レーザー、Qスイッチアレキサンドライトレーザー、ロングパルスアレキサンドライトレーザー、IPL、フラクショナルレーザーなどのレーザーを状態により使い分けます。レーザー光線でシミとなっているメラニンを破壊、除去する一方、エレクトロポレーション、イオン導入などの経皮導入、内服・外用療法を併用することで、新たなメラニンの産生を抑え、相乗効果を図ります。シミの種類や状態に応じて最適な方法を提案いたしますので、シミでお悩みの方はぜひご相談ください

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診療科目 美容外科、形成外科、美容皮膚科
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