名古屋院
/アネックス院
Qスイッチルビーレーザー
Qスイッチルビーレーザーとは、発振媒質にルビーを用いた波長694nmのレーザーです。シミやアザなどの治療に用いられる各種レーザーの中ではメラニンへの吸収度が最も高いため、シミ取りやアザ治療では最も効果が高いレーザーとされています。
また、Qスイッチレーザーは、極めて短いナノ秒単位(1ナノ秒は10億分の1秒)で照射可能です。この短い照射時間により、周囲の組織を傷つけずに高エネルギーのレーザーを照射できます。これにより、シミやあざの原因であるメラニンを選択的に破壊し、周囲の肌へのダメージを最小限に抑えます。
当院では「The Ruby nano_Q」という機種のQスイッチルビーレーザーを使用しています。このレーザーは、太田母斑などのアザに対して保険適用も認められています。
Qスイッチルビーレーザーは局所的なシミを除去する非常に優れた方法です。 肝斑に対して照射すると悪化する可能性があり照射不可ですが、それ以外のシミには広範に適応があります。
最も多いタイプのシミです。老人性とありますが、この言葉にあまり深い意味はなく、若い人(20代後半~)にもできます。境界明瞭な茶褐色斑で色の濃さや大きさなど様々です。日光のあたる顔の側面にでき易いのが特徴です。顔以外に背中や手、腕などにもできます。
老人性色素斑について詳しくはこちら
いぼのように表面が少し膨隆した茶褐色のシミです。紫外線暴露が原因で、ゴルフやマリンスポーツをされている方などの顔面に多発しているケースが多くあります。組織学的には老人性色素斑とほとんど同じで、平坦か盛り上がっているかの違いです。
脂漏性角化症について詳しくはこちら
学童期に遺伝的に発生し、鼻を中心に左右対称に散在します。大きさは比較的均一で3~5ミリ程です。先天的に皮膚の色を均一にする機能に異常があると言われており、根治させることはできませんが、しばらく(数年)きれいな状態に保つことはそれ程難しいことではありません。
雀卵斑(そばかす)について詳しくはこちら
成人になってから両側性に頬や額に出現する灰褐色~濃褐色のシミです。他のタイプと異なり真皮層にメラノサイト(メラニン産生細胞)を認めます。ピコ秒レーザーという非常に強力なレーザーでのみ治療可能です。
後天性真皮メラノサイトーシス(ADM)について詳しくはこちら
太田母斑
異所性蒙古斑
扁平母斑
外傷性色素沈着症(外傷性刺青)
治療を希望されるシミやアザを正確に診断するために、全顔のお化粧をしっかりと落としていただきます。
治療を希望されるシミやアザがQスイッチルビーレーザーによる治療が適当かどうかを診察します。シミやアザのレーザー治療は照射して全てが終わりというわけではなく照射後のケアが非常に大切ですので、その点を詳しくご説明いたします。
担当医師が治療部位にレーザーを照射します。パチンと弾かれた感じがします。照射範囲が広くなければ通常麻酔は必要ありません。パチンパチンと輪ゴムで弾かれた程度の痛みです。痛みに極度に弱い方や広範囲の照射が必要な方はあらかじめ麻酔クリームを塗って行うこともできます(別料金)。
軟膏を塗って肌色の小さなテープを貼ります。
数日間同様の処置を患者様自身で行っていただきます。このとき絶対に掻いたりこすったりしないで下さい。7~10日程でうすかわが自然に脱落してきますので色素沈着を予防するために美白剤を塗っていただきます。治療後しばらくの間は必ず日焼け止めを使用します。
術後経過は手術方法によって多少差があります。
以下は大まかな目安を示します。
レーザー照射部位には黒い薄い膜(かさぶた)ができますが、2週間テープを貼り被覆します。
2週間テープを貼ったままにしてください。その上から洗顔・お化粧可能です。
2週間後にテープを取り、以後しばらくは紫外線による影響を受けやすいので、必ず日焼け止めを使用してください。
シミの大きさにもよりますが、レーザー照射の時間は10秒~数分程度です。
シミの場合、多くのケースでは1回。場合により数回。
アザの場合は複数回の治療が必要です。
パチンと輪ゴムで弾かれた程度の痛みがあります。
治療後2~3週間後に色素沈着が生じることがありますが、通常半年~1年の経過で消退していきます。
再発の可能性があります。
炎症後色素沈着 | レーザー照射により皮膚が刺激を受け、しばらくの間メラニンが増加し茶色みを帯びた状態となることがあります。一旦取れたように見えたシミがしばらくしてまた出てきたように見えるため、俗に「戻りジミ」と呼ばれることもあります。この治療を受けた方の20~30%程度に生じますが、多くは時間と共に引いていきます。 |
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水疱形成 | 極めて稀に水疱ができることがありますが、適切に処置をすれば問題はありません。 |
白斑 | レーザー照射によりメラニン産生細胞自体がダメージを受けてしまい、部分的に皮膚が白くなる現象です。生じると回復は難しいとされます。 |
下記のような方は施術を受けられませんのでご注意ください。
※料金は税込表示です。
※シミ1つあたりの料金です。複数のシミ除去ご希望の場合はそれぞれに料金がかかります。
※1年以内の再発につきましては大きさ・個数にかかわらず4,400円にて再照射を行うことができます。
平成9年 | 大阪大学医学部 卒業 大阪大学医学部附属病院 大阪府立病院 (現大阪府立急性期 ・総合医療センター) |
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平成12年 | 大塚美容形成外科勤務 金沢院院長に就任 |
平成18年 | 大塚美容形成外科 名古屋院院長に就任 |
平成22年 | 医療法人一美会エースクリニック開設 |
令和3年 | 医療法人一美会エースクリニック大阪梅田院開院 |
令和4年 | 医療法人一美会エースクリニックアネックス院開院 |
令和6年 | 医療法人一美会エースクリニック大阪梅田HEPナビオ院開院 |
日本美容外科学会/日本再生医療学会/日本抗加齢医学会/日本レーザー医学会/日本眼形成再建外科学会
日本美容外科学会専門医
ウルセラ認定医/サーマクール認定医/ミラドライ認定医
ボトックスビスタ施注資格/ジュビダームビスタ施注資格
住所 | 〒450-0002
名古屋市中村区名駅4-10-25 名駅IMAIビル3F(名古屋院)・6F(アネックス院) ※初診カウンセリングご予約の方は3Fにお越しください。 |
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診療科目 | 美容外科、美容皮膚科、形成外科、皮膚科 |
診療時間 | 10:00~19:00 完全予約制 |
休診日 | 日・祝 |
医療法人一美会理事長 竹内孝基
エースクリニック名古屋院のQスイッチルビーレーザー治療ページをご覧いただき、誠にありがとうございます。
Qスイッチルビーレーザーは、特にシミやあざ治療において多大な効果をもたらす治療法です。このレーザーは、発振媒質にルビーを用いて694nmの波長光を使用します。この波長光はメラニン色素に高い吸収度を持ち、これにより、シミやあざを選択的に、かつ効果的に治療することが可能になります。
私たちの肌は非常にデリケートで熱に弱く、治療においては周囲の組織への影響を最小限に抑えることが重要です。Qスイッチルビーレーザーは、ナノ秒単位の極めて短い照射時間で、高いエネルギーをメラニン色素にのみ集中させることができます。このため、治療対象以外の肌組織を保護しながら、シミやあざに対して高い治療効果を発揮します。
当院では、「The Ruby nano_Q」という最先端のQスイッチルビーレーザー機種を導入しております。この機種は、その精度と安全性において高い評価を受けています。また、特定のケースにおいては保険適用の可能性もありますので、治療に関する詳細は、ぜひご相談ください。
私たちは、患者様一人ひとりの肌の状態やニーズに合わせた、最適な治療プランをご提案いたします。Qスイッチルビーレーザーによる治療で、皆様の肌の健康と美しさをサポートできることを心から楽しみにしております。