名古屋院
/アネックス院
内視鏡下前額リフト

内視鏡下前額リフトは、前額部、つまり額から眉にかけてのたるみを引き上げる手術です。
髪の毛の中を数か所小さく切開し、内視鏡で神経や血管などを確認しながら、額の組織を剥離・移動し、眉の位置を上方へ整えます。
従来の前額リフトでは、頭皮内や生え際を大きく切開する方法が行われることがありました。これに対して、内視鏡下前額リフトは切開範囲を小さくできることが特徴です。

従来の前額リフトでは、額や頭皮の皮膚を大きく切開して手術を行う方法が一般的でした。この方法は十分な視野を確保できる一方で、傷が大きくなりやすく、ダウンタイムが長くなることがあります。
内視鏡下前額リフトの最大の特徴は、頭髪内の小さな切開だけで、額から眉にかけての組織を眉毛ごと引き上げられることです。
また、内視鏡は頭髪内の小切開から骨膜の下へ挿入し、拡大された映像を見ながら神経や血管などの重要な組織を確認して手術を進めます。そのため、組織の位置関係を把握しながら、額から眉にかけての組織を丁寧に剥離・移動することが可能です。

上まぶたが重く見える原因は、必ずしもまぶたの皮膚だけではありません。
眉が下がると、眉とまぶたの距離が狭くなり、上まぶたに皮膚がかぶさったように見えることがあります。
この状態でまぶたの皮膚だけを取りすぎると、二重幅が広くなりすぎたり、きつい印象になったり、眉と目の距離がさらに近く見えたりすることがあります。
内視鏡下前額リフトでは、下がった眉の位置を整えることで、上まぶたのかぶさり感を改善し、目元を開きやすくすることを目指します。
特に、外側の眉が下がっている方、額に力を入れて目を開けている方、眉下切開だけでは仕上がりに限界がある方では、前額リフトが選択肢になります。
前額リフトは、単に眉を上げればよい手術ではありません。
眉を上げすぎると、驚いたような表情になったり、額が広く見えたり、不自然な印象になることがあります。
当院では、眉の高さ、左右差、額のしわ、まぶたの皮膚余り、眼瞼下垂の有無、顔全体のバランスを確認し、必要な引き上げ量を慎重に判断します。
内視鏡下前額リフトでは、内視鏡で術野を確認しながら額の組織を剥離します。
額から眉の周囲には、知覚神経や顔面神経の枝、血管など重要な組織があります。これらに配慮しながら手術を行うことが重要です。
切開は主に髪の毛の中に行います。
傷が完全になくなるわけではありませんが、頭皮内に切開を置くことで、正面から見たときに傷が目立ちにくくなるよう配慮します。
髪型、毛量、額の広さ、生え際の位置によって適した切開位置は異なります。
眉の下垂とまぶたの皮膚余り、眼瞼下垂が同時にある場合、前額リフトだけでは十分でないことがあります。
その場合は、眉下切開、上眼瞼除皺術、眼瞼下垂手術、二重手術などを組み合わせた方がよいケースもあります。
反対に、前額リフトを行うことで上まぶたのかぶさりが改善し、まぶたの皮膚切除を控えめにできる場合もあります。
どの位置を引き上げると理想的な眉の位置や形が実現できるかを見極めながら、頭髪内の皮膚切開部位をマーキングしていきます。

通常は、静脈麻酔下に局所麻酔を施して手術を行います。

髪の毛の中を数か所小さく切開します。
切開位置は、額の広さ、生え際、毛量、引き上げたい方向を考慮して決定します。

内視鏡で確認しながら、額から眉周囲の組織を剥離します。
必要に応じて、眉を下げる方向に働く組織の緊張をゆるめ、眉が上がりやすい状態を作ります。

眉と額の組織を適切な位置に引き上げ、固定します。固定方法は状態により異なります。

切開部を縫合し、必要に応じて圧迫固定を行います。
術後は腫れや内出血を抑えるため、安静に過ごしていただきます。

「まぶたが重い」というお悩みでも、その原因は眉の下垂、上まぶたの皮膚のたるみ、眼瞼下垂などさまざまです。
当院では原因を見極めたうえで治療をご提案しています。代表的な治療法の違いをご紹介します。
| 内視鏡下前額リフト | 眉下切開 重瞼線皮膚切除 |
眼瞼挙筋前転法 | |
|---|---|---|---|
| こんな方におすすめ | 眉が下がっている方 眉と目が近い方 |
上まぶたの皮膚が余っている方 | 黒目が隠れて目が開きにくい方 |
| 主な適応 | 眉の下垂 | 上瞼の皮膚のたるみ | 眼瞼下垂 |
| 改善する部位・機能 | 額・眉 | 上まぶた | まぶたを開く機能 |
| 眉の位置 | 上がる | 下がることが多い | 下がることが多い |
| 額のしわ | 改善が期待できる | 間接的に改善することがある | 間接的に改善することがある |
| 傷 | 頭髪内 | 眉下 | 上眼瞼 (二重の中) |
| ダウンタイム | 約2週間 | 2~3週間 | 2~3週間 |
以下は大まかな目安を示します。
ダウンタイムには個人差があります。
額、こめかみ、まぶた周囲に腫れや内出血が出ることがあります。
術後数日をピークに、1〜2週間程度で目立ちにくくなることが多いですが、完全に落ち着くまでには数週間から数か月かかる場合があります。
【要確認】日後から可能
【要確認】日後から可能
内視鏡下前額リフトには、以下のようなリスク・副作用があります。
| 出血・血腫 | 術後に出血や血腫が生じることがあります。程度によっては血腫除去などの処置が必要となる場合があります。 |
|---|---|
| 感染 | まれに感染が生じることがあります。必要に応じて抗菌薬投与や創部の処置を行います。 |
| 痛み・つっぱり感 | 術後しばらくの間は痛みや頭皮のつっぱり感を生じることがあります。通常は時間の経過とともに軽快します。 固定材による違和感や痛みがしばらく残ることがあります。 |
| しびれ・感覚低下 | 額や頭皮のしびれや感覚の鈍さが生じることがあります。多くは改善しますが、長期間残ることがあります。 |
| 左右差 | 骨格や筋肉の左右差、治癒過程の違いにより、眉の高さや形に左右差が生じることがあります。 |
| 眉の上がりすぎ・上がり不足 | 術前の状態や骨格、皮膚の状態などにより、眉の位置が希望どおりにならないことがあります。 |
| 傷跡・脱毛 | 切開部は頭髪内にありますが、傷跡や赤み、傷周囲の脱毛が生じることがあります。 |
| 肥厚性瘢痕 | 傷跡が盛り上がって治る場合があります。 |
| 神経障害 | 額や頭皮の知覚神経、まれに顔面神経への影響により、しびれや感覚異常、眉の動きに影響が生じることがあります。多くは一時的ですが、永続する可能性もあります。 |
| 効果の個人差・後戻り | 効果や持続期間には個人差があります。また、加齢に伴い徐々にたるみが進行します。 |
| 再手術・修正手術 | 術後の経過や仕上がりによっては、修正手術が必要となる場合があります。 |
| 閉瞼のしにくさ・目の乾燥 | 術後に一時的にまぶたが閉じにくくなったり、目の乾燥や異物感を生じたりすることがあります。多くは時間の経過とともに改善します。 |
下記のような方は施術を受けられませんのでご注意ください。
切開は主に髪の毛の中に行うため、正面からは目立ちにくい位置になります。
ただし、傷跡が完全になくなるわけではありません。髪をかき分けると傷跡がわかることがあります。また、赤みや硬さ、傷跡周囲の脱毛が生じることがあります。
時間の経過とともに目立ちにくくなることが多いですが、傷の治り方には個人差があります。
引き上げ量が強すぎると、驚いたような表情や不自然な印象になることがあります。
ただし、エイジングケアを目的とした内視鏡下前額リフトでは、加齢によって下がった眉を適切な位置に整えることを目指すため、不自然に眉が上がって見えることは通常ありません。
当院では、額・眉・目元全体のバランスを考慮し、自然な仕上がりを目指してデザインしています。
状態によっては同時に手術を行うことも可能です。
ただし、眉の位置が変わると上まぶたの見え方も変化するため、当院では基本的に別々に手術を行うことが多くあります。
手術の順番に絶対的な基準はありませんが、当院ではまず眼瞼下垂手術を行い、その後も眉の下垂による上まぶたの重さが気になる場合に、内視鏡下前額リフトをご検討いただくことが多くあります。
状態によっては同時手術を検討できます。
ただし、眉の位置が変わると上まぶたの見え方も変わるため、基本的には別々に行うことが多いです。
どの手術を先に行うと良いかという絶対的な基準はありませんが、一般的には眼瞼下垂手術を先に行い、結果眉毛下垂が生じた場合に、内視鏡下前額リフトを希望される方がいらっしゃいます。
手術により眉・額の位置を移動させるため、切らない治療と比べて変化が得られやすい治療です。
手術後は、移動させた骨膜などの組織が新しい位置で癒着・安定するため、効果は比較的長期間持続すると考えられています。
ただし、加齢による皮膚や軟部組織の変化は手術後も続くため、将来的なたるみやしわの進行を完全に止めることはできません。
男性でも受けていただけます。
ただし、内視鏡下前額リフトでは、眉毛を含む額の位置が上方へ移動するため、生え際もわずかに後方へ移動し、術前より額が広く見えることがあります。男性はAGA(男性型脱毛症)によって生え際が後退している場合や、前髪を上げる髪型にすることも多いため、この変化が気になることがあります。
また、一般的に男性は女性に比べて眉と目の距離が狭い方が男性らしい印象とされる傾向があります。そのため、当院では男性の場合は引き上げ量をより慎重に検討し、不自然に眉が高くならないよう、自然な仕上がりを目指してデザインしています。
腫れは術後約2週間、内出血は2〜3週間程度で目立ちにくくなることが多いですが、完全に落ち着くまでには数週間から数か月かかる場合があります。
デスクワークなどの日常生活は比較的早期に再開できることが多いものの、見た目の変化が気になる方は、2〜3週間程度の余裕をもって手術時期をご検討いただくことをおすすめします。
日帰り手術です。術後はしばらく院内でお休みいただき、状態を確認したうえでご帰宅いただけます。
また、腫れによって視界が妨げられることがあるため、腫れが落ち着くまではご自身での運転はお控えください。
過去に眉下切開や眼瞼下垂手術を受けられた方でも、眉の下垂が原因で上まぶたの重さが生じている場合には、内視鏡下前額リフトを行えることがあります。
ただし、前回手術の内容や現在の状態によって適応は異なるため、診察のうえで判断いたします。
※料金は税込表示です。
※静脈麻酔代別途
| 平成9年 | 大阪大学医学部 卒業 大阪大学医学部附属病院 大阪府立病院 (現大阪府立急性期 ・総合医療センター) |
|---|---|
| 平成12年 | 大塚美容形成外科勤務 金沢院院長に就任 |
| 平成18年 | 大塚美容形成外科 名古屋院院長に就任 |
| 平成22年 | 医療法人一美会エースクリニック開設 |
| 令和3年 | 医療法人一美会エースクリニック大阪梅田院開院 |
| 令和4年 | 医療法人一美会エースクリニックアネックス院開院 |
| 令和6年 | 医療法人一美会エースクリニック大阪梅田HEPナビオ院開院 |
日本美容外科学会/日本再生医療学会/日本抗加齢医学会/日本レーザー医学会/日本眼形成再建外科学会
日本美容外科学会(JSAS)認定美容外科専門医
ウルセラ認定医/サーマクール認定医/ミラドライ認定医

| 住所 | 〒450-0002
名古屋市中村区名駅4-10-25 名駅IMAIビル3F(名古屋院)・6F(アネックス院) ※初診カウンセリングご予約の方は3Fにお越しください。 |
|---|---|
| 診療科目 | 美容外科、美容皮膚科、形成外科、皮膚科 |
| 診療時間 | 10:00~19:00 完全予約制 |
| 休診日 | 日・祝 |
医療法人一美会理事長 竹内孝基
内視鏡下前額リフトは、下がった眉と額の位置を整えることで、重く見える目元や額のしわを改善する手術です。
上まぶたのたるみ治療というと、まぶたの皮膚を切る手術を想像される方が多いですが、実際には眉の下垂が大きく関係していることがあります。
当院では、まぶただけでなく、眉・額・目元全体のバランスを診察し、自然な変化を目指した治療をご提案します。
「まぶたが重い」「額に力を入れて目を開けている」「眉下切開だけでよいのか迷っている」という方は、一度ご相談ください。