名古屋院
/アネックス院
リフトアップレーザー
リフトアップレーザーとは、肌の引き締めやたるみの改善を目的とした美容医療機器の総称です。肌の外側から各種のエネルギーを照射し、皮膚や皮下組織を加熱することで創傷治癒反応を促し、コラーゲンの再生を活性化します。その結果、肌本来の力を引き出し、自然なリフトアップ効果が期待できます。
リフトアップを目的として使用されるエネルギーには、超音波(HIFU、SUPERB)や高周波(RF)、マイクロ波、近赤外線レーザー等があり、使用する機器によって加熱する深さや範囲が異なります。
※一般に「リフトアップレーザー」という言葉は、これらのエネルギー技術全体をまとめた便宜的な呼称として使われており、厳密にはHIFU・SUPERB・RFなどはレーザーではありません。当院でも分かりやすさを重視し、同様の表現を採用しています。
リフトアップレーザーを行って顔がこけてしまったという方は案外多いです。治療方法の選択にあたっては、ご自身のお顔の脂肪量が多いか少ないかを判断して決めると、予期せぬ結果を回避できます。
顔の脂肪が減ってしまっているため、脂肪層に熱が入らない施術を選択すると良いです。それに加えて、可能であれば、こけ部分のボリュームアップ効果のある注入施術を組み合わせると良い結果が得られやすいです。
<おすすめのリフトアップレーザー>
ソフウェーブ
ウルセラ
ウルトラフォーマーMPT
<リフトアップレーザー以外のおすすめ施術>
ヒアルロン酸注入
脂肪注入
顔の脂肪がいくらか減っている場合、その部分の脂肪層には熱が入らないように配慮して各種施術を行うと良いです。ほうれい線やマリオネットラインの上部は、脂肪過多となっていることが多いため、その部分への脂肪層には熱をしっかりといった、メリハリのある施術を行うと良いです。やそれに加えて、可能であれば、こけ部分をフィラーで修正するなどを行うとより良い結果が得られます。
<おすすめのリフトアップレーザー>
ソフウェーブ
ウルセラ
ウルトラフォーマーMPT
サーマクールFLX
ボルニューマー
オリジオKISS
オンダリフト
<リフトアップレーザー以外のおすすめ施術>
ヒアルロン酸注入
脂肪注入
脂肪溶解注射
リフトアップレーザーは、施術後の腫れや内出血などがほとんどなく、ダウンタイムのない施術です。日常生活に支障を来すことなく、リフトアップ施術を受けることができます。
レーザーエネルギーが皮膚の各層に働きかけることで、コラーゲンの生成を促進します。これにより、肌の弾力性が向上し、たるみやシワの改善が期待できます。
リフトアップレーザー治療は、多くの場合、施術直後から効果を実感できる即時効果と、数ヶ月にわたって効果が増強する持続性を持ち合わせています。
リフトアップレーザーを定期的に受けることで、将来生じるたるみの予防になります。
HIFU(高密度焦点式超音波)とRF(高周波)など、異なる技術を組み合わせることで、様々な層に最適なアプローチができ、より高い効果を得ることができます。このようなコンビネーション治療は、効果を最大化するために有効です。
2024年現在、最も注目を浴びているリフトアップレーザーです。SUPERB(スパーブ:同期平行超音波ビーム)をエネルギーとし、真皮層に限局した加熱を行います。それにより、脂肪組織を減らすことなく強力な皮膚の引き締めが得られます。リフトアップレーザーの中には脂肪層に多くの熱が入ってしまう機器もあり、そういった機器は結果として顔がこけてしまい、リフトアップ効果が得られずに逆にたるむという現象が起きてしまうこともあります。ソフウェーブではそのような現象を避けることができます。
世界で初めてマイクロ波(Coolwaves®)を応用したリフトアップ機器です。特許技術により、脂肪層を直接加熱し、さらに拡散した熱が真皮層を穏やかに刺激。これにより、脂肪の減少と皮膚の引き締めを同時に実現します。フェイスラインのもたつきや頬の厚みが気になる方に最適な、“脂肪に効くリフトアップ治療”です。
ウルセラはHIFU(ハイフ:高密度焦点式超音波)技術を使用しており、虫眼鏡で光を一点に集中させるように、ドット状に皮膚や皮下組織を加熱することができます。大きな特徴として、離れた場所への加熱が可能で、深い層にあるSMAS(スマス)筋膜を加熱することができます。SMAS筋膜はフェイスリフト手術で引き上げる部位であるため、ウルセラは「切らないフェイスリフト」とも呼ばれています。
現在、HIFUを使用した機器は多くありますが、ウルセラはその元祖であり、正確な加熱コントロールにより高い効果を期待できることから、HIFU技術の頂点に位置する機器です。
ウルトラフォーマーMPTは、ウルセラと同様にHIFU技術を使用したリフトアップレーザーです。施術費用がリーズナブルな韓国製ハイフの一角を占める機器であり、ウルセラと比較して痛みが少ない設計になっています。そのため、痛みに敏感な方に特におすすめです。また、韓国ハイフの中でも効果が優れており、快適な施術体験を提供します。
最近、SNS等でも人気を博しているリフトアップレーザーで、RF(高周波)を使用する韓国版サーマクールです。熱効率を高め、痛みを軽減する工夫が随所に施されており、本家サーマクールに引けを取らないタイトニング効果と施術体験を提供します。
オリジオKISSは、RF(高周波、ラジオ波)の熱エネルギーを利用した最新のスキンタイトニング装置です。皮膚を引き締めるとともに、コラーゲン生成を促進することで、加齢による皮膚のたるみを改善し、小顔効果をもたらします。また、将来たるみにくい肌作りを目指します。ダウンタイムがほとんどないため、忙しい方でも気軽に受けられる人気の治療として注目されています。
リフトアップレーザーの先駆けとも言えるのが、20年の歴史を持つ「サーマクール」です。FLXはその第4世代にあたり、世代を重ねるごとに熱の効率が向上し、痛みも少なくなりました。これにより、高い効果と快適な施術体験が可能になっています。
ニードルドラッグデリバリーデバイスとして非常に秀逸なポテンツァですが、ダイアモンドチップはRF(高周波)を流し、皮膚のタイトニングの効果を得られます。他のRFデバイス(サーマクールやボルニューマーなど)に比べると、皮膚に入る熱量がそれほど多くないため、手軽にスキンタイトニングを楽しみたい方や、他施術後のメンテナンスとしておすすめです。
アドバテックスレーザーは、近赤外線領域の波長1319nmを使用し、真皮浅層に優しく熱を届けることで、肌のハリやキメを整えながら自然な引き締め効果をもたらします。赤ら顔や毛細血管拡張、ニキビ跡の赤みにも効果があり、肌質改善と皮膚の引き締め効果を同時に叶えたい方に適した多機能レーザーです。
リフトアップレーザーは、機器ごとに加熱できる深さや加熱の形式が異なります。そのため、うまく組み合わせて加熱する層を最適化し、皮膚に入れる熱量を最大化することで、効果を最大限に引き出すことが可能です。
HIFUとRFを組み合わせる照射方法は、リフトアップレーザーの組み合わせとして最も多く行われています。HIFUはリフトアップレーザーの中でも最も深い組織を加熱することができるデバイスです。SMAS筋膜を加熱できる唯一のデバイスであるため、コンビネーション治療ではHIFUの使用が基本となります。しかし、HIFUはフラクショナル状(点状)の加熱形式のため、総熱量が多く稼げない欠点があります。特に真皮に入る熱量はあまり多くないため、真皮に多くの熱量を送り込む(バルク加熱)デバイスを組み合わせることで効果を最大化できます。真皮層をバルク加熱できるデバイスとしてはモノポーラーRFがあります。
【HIFU】
ウルセラ
ウルトラフォーマーMPT
【RF】
サーマクールFLX
ボルニューマー
RFは真皮層のみならず脂肪層にも多量の熱量が入るため、脂肪の少ない部位にRFを照射すると脂肪がさらに減少してしまうことがあります。そのため、こけの気になる方には、真皮層に限局したバルク加熱ができるデバイスをHIFUに組み合わせることで、リスクを回避できます。また、首のように脂肪が少ないエリアのリフトアップ施術にもおすすめです。
【HIFU】
ウルセラ
ウルトラフォーマーMPT
【SUPERB】
ソフウェーブ
現在、リフトアップレーザーに使用される4大エナジーソースは、SUPERB、HIFU、モノポーラーRF、マイクロ波です。それぞれに加熱方式や加熱される層に違いがあります。さらに、同じエナジーソースであっても、機種により、開発コンセプトがことなるため、痛みや施術感に違いが見られます。
HIFU | RF | SUPERB | マイクロ波 | 近赤外線レーザー | |
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代表的な機器 | ウルセラ ウルトラフォーマー MPT |
サーマクールFLX ボルニューマー オリジオKISS |
ソフウェーブ | オンダプロ | アドバテックスレーザー ジェントルマックス |
主なターゲット層 | SMAS筋膜〜皮下組織 | 真皮中層〜皮下脂肪層 | 真皮全層 | 真皮下層〜皮下脂肪層 | 真皮浅層 |
加熱の形式 | 点状 (フラクショナル) |
面状 (バルク加熱) |
面状 (バルク加熱) |
面状 (バルク加熱) |
面状 もしくは 点状 (器械による) |
深さ | 1.5mm 2.0mm 3.0mm 4.5mm |
1.5~4mm前後 (器械により異なる) |
0.5~2.0mm | 約2.5〜3.5mm以上 (脂肪層中心) |
約0.5〜1.5mm |
温度 | 50~70℃ (機種により異なる) |
<55℃ | 60~70℃ | 55~60℃ | <45℃ |
特徴 | SMASに唯一届く | 広範囲を均一に加熱 モードにより脂肪減少も期待 |
脂肪層に影響を与えず、 真皮に限局した加熱 |
脂肪を集中的に加熱し、 ボリュームダウンに適す |
肌質と赤み改善を兼ねた 穏やかな引き締め |
痛み | 少ない (機種による) |
少ない | あり | なし | なし |
ダウンタイム | なし | なし | なし | なし | なし |
カウンセリングでは、経験豊富な医師が、お悩みの症状に応じた適切なアドバイスを行います。お顔のたるみやリフトアップ治療にはさまざまな方法がありますが、ダウンタイムやご予算など、ご希望に沿った提案をいたします。リフトアップレーザーが適している場合、現在の状態やご要望に応じて、最適なリフトアップレーザーの選択をサポートいたします。
施術の前には、お化粧や皮脂を十分に落とします。高周波系の施術の場合、金属製のアクセサリー類(腕時計も)は事前に全て外していただきます。
施術によっては、事前にクリーム麻酔を塗布し、しばらく時間を置きます。
カウンセリング時に決定した施術を行います。
リフトアップレーザーは医師により行われるものと看護師により行われるものがございます。
施術によっては多少の痛みを伴うものがございます。
施術に応じた注意事項の説明を行います。
どの施術の後も、肌の保湿と紫外線防御(保湿化粧水や日焼け止めの使用)は欠かせません。
リフトアップレーザーのほとんどは、施術直後からお化粧が可能です。
芹澤 快
個人差はありますが、一般的にリフトアップレーザーの施術は軽い熱感やチクチクした感覚があります。使用する器械によって、あるいは施術を受ける方の痛みに対する敏感度によっては、比較的強い痛みを感じる場合があります。当院では麻酔クリームや冷風麻酔など、施術に応じた痛み対策を行っておりますので、痛みを最小限に抑えることができます。
芹澤 快
リフトアップレーザーは非侵襲的な施術であるため、ダウンタイムはないものがほとんどです。施術直後に赤みや軽い腫れが見られることがありますが、数時間から数日で改善します。
芹澤 快
効果の持続期間は器械による差や個人差がありますが、一般的には6ヶ月から1年程度です。定期的に受けることで、将来発生し得るたるみの予防になり、効果も維持しやすくなります。
芹澤 快
施術後は、たっぷりと保湿を行い、日焼け止めをしっかりと使用してください。また、施術当日は激しい運動やアルコールの摂取を控えることをおすすめします。
芹澤 快
リフトアップレーザーは、器械によっても異なりますが、顔全体や首、デコルテなどのたるみが気になる部位に施術することができます。カウンセリング時に、施術希望部位を相談してください。
芹澤 快
妊娠中の方、特定の肌疾患をお持ちの方、ペースメーカーを使用している方などは施術を受けられない場合があります。詳しくは各施術紹介ページをご覧いただくか、カウンセリング時に医師にご相談ください。
芹澤 快
多くの場合、リフトアップレーザーは他の美容施術と併用することが可能です。リフトアップレーザー以外のリフトアップ治療、例えばヒアルロン酸注入やボトックス注射などとは大変相性が良く、多くの方にとってもおすすめです。このあたりは、お顔つきや肌の状態によっても変わってきますので、カウンセリング時にご相談ください。
芹澤 快
施術部位や範囲、使用する器械によって異なりますが、一般的に約30分から1時間で終了します。忙しい方でも比較的短時間で施術を受けることができます。
芹澤 快
リフトアップレーザーの多くは、施術直後から肌の引き締め効果を感じることができますが、コラーゲンの生成が進むことで、数週間から数ヶ月にわたって効果が持続し、改善が見られます。
※料金は税込表示です。
※ウルセラはウルセラ認定医師が施術を行います。
※1年以内に再度治療をご希望の方は10%オフとなります(当院で治療を行った方のみ対象です)。
※料金は税込表示です。
※(顔全体+あご下)もしくは(顔全体+あご下+首)の場合、ボルニューマー同一部位との同日施術で、ボルニューマーの料金が10%オフとなります。(但し、お試しハーフは対象外となります。)
※鼻下は、(顔全体+あご下)もしくは(顔全体+あご下+首)の範囲を受ける方のみオプションとしてお付けできます。
※医師の管理下に、トレーニングを受けた看護師が施術を担当します。
※医師による施術をご希望の場合、別途88,000円(税込)がかかります。
※料金は税込表示です。
※(顔全体+あご下)もしくは(顔全体+あご下+首)の場合、ウルトラフォーマーMPTの同一部位との同日施術で、ボルニューマーの料金が10%オフとなります。(但し、ウルトラフォーマーMPTのお試しハーフとの組み合わせは対象外となります。)
※料金は税込表示です。
平成9年 | 大阪大学医学部 卒業 大阪大学医学部附属病院 大阪府立病院 (現大阪府立急性期 ・総合医療センター) |
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平成12年 | 大塚美容形成外科勤務 金沢院院長に就任 |
平成18年 | 大塚美容形成外科 名古屋院院長に就任 |
平成22年 | 医療法人一美会エースクリニック開設 |
令和3年 | 医療法人一美会エースクリニック大阪梅田院開院 |
令和4年 | 医療法人一美会エースクリニックアネックス院開院 |
令和6年 | 医療法人一美会エースクリニック大阪梅田HEPナビオ院開院 |
日本美容外科学会/日本再生医療学会/日本抗加齢医学会/日本レーザー医学会/日本眼形成再建外科学会
日本美容外科学会専門医
ウルセラ認定医/サーマクール認定医/ミラドライ認定医
ボトックスビスタ施注資格/ジュビダームビスタ施注資格
住所 | 〒450-0002
名古屋市中村区名駅4-10-25 名駅IMAIビル3F(名古屋院)・6F(アネックス院) ※初診カウンセリングご予約の方は3Fにお越しください。 |
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診療科目 | 美容外科、美容皮膚科、形成外科、皮膚科 |
診療時間 | 10:00~19:00 完全予約制 |
休診日 | 日・祝 |
医療法人一美会理事長 竹内孝基
リフトアップレーザーは、外部からエネルギーを照射し、皮膚を加熱することで新たなコラーゲンの産生を促し、肌の引き締めやたるみを改善する優れた施術です。施術時間が短く、ダウンタイムもほとんどないため、日常生活にすぐに戻れる点も大きな魅力です。
一般医療同様、美容医療の分野でも治療から予防へのシフトが進んでおり、リフトアップレーザーはたるみの治療だけでなく、予防としての効果も非常に高いと考えています。将来的にたるみの少ない状態を維持したい方には、定期的なリフトアップレーザーの施術が重要です。
しかし、リフトアップレーザーにはさまざまな種類があり、どれを選べば良いか迷われる方も多いかと思います。当院では、患者様一人ひとりのお顔の状態に応じた最適な治療方法をご提案し、安全で効果的な施術を行っています。
若々しさや美しさは内面の自信にもつながります。リフトアップレーザーを通じて、皆様がより自信を持ち、輝く日々を送れるよう、全力でサポートいたします。何かご不明な点やご質問がございましたら、どうぞお気軽にご相談ください。