名古屋院
/アネックス院
大陰唇増大術
大陰唇は外陰部の一部で、左右に存在し、小陰唇の外側に位置する皮膚の隆起です。この構造が小陰唇を包み込むように位置しており、しばしば体毛で覆われること、脂肪組織を含んでいることが特徴です。さらに、大陰唇の間にある中央の裂け目(陰裂)は、小陰唇、クリトリス、尿道口、そして膣口が存在し、大陰唇はこれらを覆い保護する役割を果たしています。
大陰唇は、その大きさ、形状、色調において個々で異なります。また、大陰唇は年齢とともに変化します。特に、若い頃は豊かでふっくらとした形状をしているものの、年齢を重ねたり体重が減少したりすると、脂肪組織が失われ、たるみやしわが目立つようになることもあります。
大陰唇増大術は、たるみやしわが目立つようになった大陰唇を、ふっくらと若々しい印象に演出するための手術です。この際、ヒアルロン酸や脂肪が増大に使用される素材として選択されます。
ヒアルロン酸と脂肪の違い
大陰唇増大術には、素材としてヒアルロン酸もしくは脂肪が選択されます。それぞれ一長一短があるため、比較の上、ご自身に合った方法を選択してください。
ヒアルロン酸は、ヒアルロン酸製剤を注入するだけのため、簡便であるというメリットがある反面、徐々に吸収されてなくなってしまう、異物反応といったデメリットがあります。
脂肪は、ご自身の組織を使うため、アレルギー反応が生じにくく、定着した脂肪は長期間効果を維持してくれるというメリットがあります。
経験豊富な医師が患者様の症状を診断し、最適な治療方法をご提案いたします。どういった点が気になっているのか、どのようになりたいのか等、ご希望をおきかせください。
ご契約・施術日のご予約
医師の説明にご納得いただき手術をご希望となった場合、手術日時をご予約いただきます。診察を行っていない段階での手術のご予約はお取りできません。また、術前血液検査も行っていただきます。
事前のカウンセリング内容を踏まえ、ご希望に沿った形で手術を行います。
しばらく安静にしていただき、出血がないことを確認してからご帰宅となります。
手術後は適宜診察を行っております。
術後経過は手術方法によって多少差があります。
以下は大まかな目安を示します。
腫れは数日~1週間程度で落ち着いてきます。
腫れ具合には左右差が出ることがあります。
しばらくは少量の出血があります。生理用ナプキンをあてて対応していただきます。
内出血は2~3週間で自然に消失します。
術後より何ら問題ありません。
シャワーは翌日から、湯船につかる入浴は1週間後から可能です。
自転車、バイクなどの乗車は患部に刺激になるので術後2週間お控えください。
激しい運動は術後2週間お控えください。
2~3日お控えください。
30分~1時間。
局所麻酔で行いますが、より快適に行いたい場合は笑気麻酔や静脈麻酔も併用できます(別料金)。
局所麻酔時に針を刺すちくっとした痛みがあります。術後、局所麻酔が切れるとジンジンした痛みが出ますが、多くは痛み止めの内服薬にて自制内です。
術後の痛みを抑えたい方は長時間作用型局所麻酔薬エクスパレルの使用がおすすめです(別途料金)。
(ヒアルロン酸の場合)
不要
(脂肪注入の場合)
1週間後:抜糸
1ヶ月後:状態の確認
手術の前日もしくは前々日にVライン、Iラインの剃毛をお願いいたします。
性行為は術後2週間お控えください。
手術後3ヶ月間は患部をあまり強く圧迫しないようにしてください。
大陰唇増大術は安全性の高い治療ではありますが、以下のような症状が生じることがあります。異常を感じたら医師の診察を受けてください。
出血・血腫 | 出血や血液が溜まった場合は処置を行います。(脂肪採取部位) |
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感染・化膿 | 感染が疑われる場合は抗生剤の投与を行います。 |
アレルギー・アナフィラキシー | 使用する局所麻酔薬や飲み薬に対するアレルギー反応が起こる可能性があります。 |
脂肪の定着が悪い | 注入した脂肪が過度に吸収されて期待された状態にならないことがあります。 |
しこり形成 | 注入した脂肪がしこり状になることがあります。 |
仕上がりの左右差 | 左右の差が少なくなるように処置をしますが、いくらかの差は生じる可能性があります。 |
血管閉塞 | 注入する脂肪により血管が外部より圧迫されたり、注入脂肪が血管内に入り、血管閉塞を起こす可能性があります。これを極力避けるために過度の量を注入しない、注入時には先端のとがった針ではなく鈍的なカニューレを使用するなどの措置を講じています。 |
下記のような方は施術を受けられませんのでご注意ください。
※料金は税込表示です。
※静脈麻酔を希望される場合は、別途55,000円かかります。
※エクスパレル麻酔(長時間持続型局所麻酔)を希望される場合は、別途33,000円がかかります。
※ダーマボンド法を希望される場合は、別途110,000円(小陰唇縮小)、165,000円(小陰唇縮小+副皮切除)、55,000円(その他部位)がかかります。
モニター料金については婦人科形成のモニター募集をご覧ください。
名古屋院院長 浅井 裕子
平成22年 | 名古屋市立大学医学部卒業/信州大学医学部皮膚科学教室 佐久総合病院皮膚科勤務/岡谷市民病院皮膚科勤務 |
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平成30年 | 医療法人ー美会エースクリニック勤務 |
令和4年 | 医療法人一美会エースクリニック名古屋院院長就任 |
日本皮膚科学会/日本美容外科学会/
日本美容皮膚科学会/日本抗加齢医学会/日本美容外科医師会
日本皮膚科学会認定皮膚科専門医
日本抗加齢医学会認定専門医
ウルセラ認定医/サーマクール認定医/ミラドライ認定医/
ボトックスビスタ施注資格/ジュビダームビスタ施注資格
住所 | 〒450-0002
名古屋市中村区名駅4-10-25 名駅IMAIビル3F(名古屋院)・6F(アネックス院) ※初診カウンセリングご予約の方は3Fにお越しください。 |
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診療科目 | 美容外科、形成外科、美容皮膚科 |
診療時間 | 10:00~19:00 完全予約制 |
休診日 | 日・祝 |