名古屋院
/アネックス院
コンデンスリッチ豊胸
豊胸術の1つとして以前から脂肪注入法がありました。
異物を入れずに自分の組織で胸を大きくするというコンセプトは良かったのですが、あまり定着しない、しこりを形成するなどの問題点もありました。これらの欠点を克服するために生み出された方法がコンデンスリッチ豊胸です。
脂肪吸引で採取した脂肪をなるべく空気に触れさせずに遠心分離し、しこりの原因となる死活細胞や不純物を徹底的に除去し、生きのいい脂肪細胞を濃縮(コンデンス)したコンデンスリッチファット(CRF)のみを注入していきます。これにより高い定着率を実現し、脂肪細胞を最大限リサイクルして有効利用できるようになりました。
最近では、単なる脂肪注入法にPRP(多血小板血漿)や細胞成長因子を添加したのみで「幹細胞を抽出した最先端の再生医療です」と紹介するクリニックが多数横行しています(半数以上)。幹細胞を抽出するには特殊な機械が必要であり、単にPRPや成長因子を添加しただけのものではありません。
また、「遠心分離にかける」「脂肪を凝縮」「コンデンスする」といったうたい文句を使って、あたかもコンデンスリッチファットを注入出来るかの様に説明しているクリニックも、多数存在します。
コンデンスリッチファット(CRF)を抽出するためには、FDAに承認されている最新の遠心分離機器LIPOMAX-SCを使用する必要があります。さらに、トリグリセライド(=排泄オイル)を分離出来る特許技術のフィルターを採用出来るものも、これ以外にはありません。
正しくコンデンスリッチファット注入、コンデンスリッチ豊胸が可能な施設かどうかは、CRF協会が発行した認証シールをご確認ください。
ただ採取した脂肪を単純に注入する方法と比較した場合は当然のこと、これまで最も良いと言われていた脂肪幹細胞注入をも大きく上回る脂肪定着量を実現しました。これまで脂肪注入術は主に定着率で比較されてきました。例えば、「通常の脂肪注入の定着率は約20~30%」、「脂肪幹細胞注入の定着率は80%」というように。
しかし、脂肪幹細胞注入では採取した脂肪の半分は幹細胞抽出のために使用されるため、注入に使用できる脂肪はそもそも半分しかありません。その結果採取した半分の脂肪が無駄になるため、定着率が良くても定着量は多くはありませんでした。コンデンスリッチファット(CRF)注入では、無駄になる脂肪がない上、定着率も高く、脂肪幹細胞注入を大きく上回る脂肪定着量を実現しています。
脂肪注入は、インプラントなどの人工物を体内に入れる場合と比べ、異物反応のリスクが少なく、触った感じや見た目が自然です。一方、従来の脂肪注入では、注入した脂肪が壊死したり、石灰化やしこりを形成するリスクを伴う、という事実も存在しました。それに対して、コンデンスリッチファット(CRF)注入は、コンデンス(濃縮)技術によって壊死する可能性のある死活・老化細胞を取り除いて健全な脂肪のみを無菌状態で注入するため、そのようなリスクが回避されています。
今まで脂肪注入の最高峰といわれていた脂肪幹細胞注入は、脂肪の採取から幹細胞を抽出し注入するまで最低でも6時間、長いと半日かかっていました。そのため、長時間の麻酔や、場合によっては脂肪採取時と注入時の計2回麻酔が必要で、体への負担が大きかったのです。対して、コンデンスリッチファット(CRF)注入は、短時間で脂肪をコンデンス(濃縮)出来る特殊な機械を用いる為、約2時間半で手術を終える事が可能で、体への負担が大幅に軽減されています。
脂肪注入法別による脂肪定着量の比較(豊胸術の例)
従来の脂肪注入 | 脂肪幹細胞注入 | コンデンスリッチ ファット注入 | |
---|---|---|---|
脂肪採取量が400ccの場合 ※理論値より算出 | |||
定着率 | 約30% | 約80% | 約80% |
脂肪採取量 | 400cc | 400cc | 400cc |
バストに注入できる脂肪量 | 400cc | 200cc | 262cc |
定着量 | 120cc | 160cc | 213cc |
脂肪採取量が800ccの場合 ※理論値より算出 | |||
定着率 | 約30% | 約80% | 約80% |
脂肪採取量 | 800cc | 800cc | 800cc |
バストに注入できる脂肪量 | 800cc | 400cc | 523cc |
定着量 | 240cc | 320cc | 426cc |
医師によるカウンセリングを行います。
どのようになりたいのか、ご希望をおきかせください。
予算等も遠慮なくご相談ください。
ここで施術内容を決定いたします。
医師の説明にご納得いただき手術をご希望となった場合、手術日時をご予約いただきます。診察を行っていない段階での手術のご予約はお取りできません。
また、術前血液検査も行っていただきます。
1のシリンジを10分間立てておくと、脂肪と麻酔液とに分離するので麻酔液のみ廃棄します。
麻酔液を廃棄したシリンジを専用機器LIPOMAX-SCにセットし、遠心分離(4000回転8分)します。
遠心分離すると、上から排泄オイル(=トリグリセライド(死活・老化細胞))、脂肪、血液や細胞膜などの不純物の三層に分かれます。
遠心分離すると、上から排泄オイル(=トリグリセライド(死活・老化細胞))、脂肪、血液や細胞膜などの不純物の三層に分かれます。
三層に分かれたうちの、上の排泄オイルと下の不純物とを廃棄し、脂肪のみをシリンジ内に残します。
シリンジ内に残った脂肪がコンデンスリッチファット。これをボリュームの出したいバストやヒップ、お顔のくぼんだ部分などに注入します。
所要時間 | 脂肪吸引の時間を除くと約30分でコンデンスリッチ豊胸は終了します。 |
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麻酔 | 静脈麻酔で行いますので施術中痛みを感じることはありません。 |
ダウンタイム | バストではほとんどありません。 |
メリット | 非常に自然なバストアップが可能です。 脂肪で大きくなっているので、手術をしたことがわかりません。 従来の脂肪注入法に比べ、格段に定着量がアップしています。 効果は、痩せたりなどしなければ半永久的に持続します。 |
デメリット | 痩せていて脂肪が採れない方は手術を行うことができません。 皮膚の伸びなどを考慮して注入量を決めなければならないため、極端に大きくはできません。 |
コンデンスリッチ豊胸は、脂肪吸引で採取した脂肪をなるべく空気に触れさせずに遠心分離し、しこりの原因となる死活細胞や不純物を徹底的に除去し、生きのいい脂肪細胞を濃縮(コンデンス)したコンデンスリッチファット(CRF)のみを注入していきます。その大半が定着するため、効果は非常に長期にわたります。
やはり手術ですので術後全くの無痛ということはありません。 コンデンスリッチ豊胸の施術を受けられた方には術後に鎮痛剤をお渡ししております。 この鎮痛剤の内服で特に問題なくおさまる範囲の痛みであることがほとんどです。
コンデンスリッチ豊胸は、ご自身の脂肪を採取し、コンデンス(濃縮)技術によって壊死する可能性のある死活・老化細胞を取り除いて健全な脂肪のみを無菌状態で注入する為、一番自然な仕上がりになります。 バック豊胸は、痩せていて脂肪が少ない方にお勧めです。
コンデンスリッチ豊胸後のお胸のメンテナンスはほぼ必要ありません。手術後一旦お胸が張った感じや硬さがでますが、お時間の経過で自然と元の状態に戻ります。手術後すぐはあまり強く圧迫すると注入した脂肪細胞の定着が悪くなる可能性があるため、手術後~3ヶ月程度は矯正下着や圧迫の強いブラジャーは控えていただいています。また、脂肪吸引した部位は拘縮と言いまして術後一時的に硬くなります。この間は吸引部位はご自身でマッサージして頂くと良いでしょう。
注入したすべての脂肪が生着するわけではありませんので、生着しなかった脂肪はマクロファージ(白血球の一種/老廃物を取り除く組織)によって吸収され、代謝され、体外へ排泄されます。つまりはどなたにも備わっている人体の機能により除去されるというわけです。従いまして、他の部分に脂肪がつくわけではありません。
1回の手術で満足なさる方が多いと言えますが、より大きくしたい方は2回目の手術も行うことはできます。ただし、再度脂肪を採取しますので採取できる脂肪がある場合に限ります。2回目の手術を行う場合、1回目の手術から半年以上空いていれば可能です。
最終的な定着については個人差もございますが、おおむね3ヵ月程度です。それ以降は長期の維持が期待出来ます。コンデンスリッチファット(CRF)注入では、無駄になる脂肪が少ないため、定着率も高く、脂肪幹細胞注入を上回る脂肪定着量を実現しております。
コンデンスリッチ豊胸では自分の脂肪を使うため、他の豊胸術と比べても最も感触が自然で、元々自分のバストであったような感触です。
従来の脂肪注入法は、採取した脂肪をそのまま注入していたため、定着率が低い、しこりを形成しやすいなどの問題点がありました。コンデンスリッチ豊胸では、採取した脂肪から死活細胞や麻酔液やオイルなどの不純物を取り除き、高い定着率を実現しています。また、しこり形成もほとんど防げるよう になりました。
脂肪を注入する際に何箇所かにごく小さい穴を開けますが、それらは小さいためほとんど傷跡はできませんのでご安心ください。
バッグ豊胸を行った方で、バッグの抜去を検討している方は多くいらっしゃることと思います。バッグの抜去自体はそれほど難しいものではありませんが、抜いた後のバストは長年バッグが入っていたため周囲組織の萎縮が起こっています。しぼんだと感じるだけでなく、えぐれたように感じる方も多いと 思います。この状況を回避するためにコンデンスリッチ豊胸を同時にされると良いでしょう。ただし、大きいバッグが入っていた場合など、抜去前の大きさにはならない場合もあります。
コンデンスリッチ豊胸では脂肪吸引をまず行い、その脂肪をコンデンスした後にバストに注入していきます。従って、脂肪吸引部とバストの両方を手術することになります。バストの痛みは通常軽度の筋肉痛程度です。痛み止めも不要なことが多いです。脂肪吸引部位の痛みはそれよりは少し強い筋肉痛程度のことが多いです。通常は痛み止めを内服することで自制内であることがほとんどです。
コンデンスリッチ豊胸の特徴に脂肪のロスが少ないことが挙げられます。確かに痩せている方は採取できる脂肪に限りがありますが、それを最大限に有効利用できるのが、コンデンスリッチ豊胸です。極端に痩せていて、脂肪が全くないなどの場合はさすがに難しいですが、多少痩せているくらいであれば コンデンスリッチ豊胸が可能なことが多いですので、ご相談ください。
※料金は税込表示です。
注入部位 | 料金 |
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コンデンスリッチ豊胸 | 770,000円 |
ベイザー併用オプション | +198,000円 |
諸費用(麻酔、お薬、吸引部圧迫下着、その他消耗品) | 110,000円 |
※上記は2箇所までの料金です。
※麻酔は静脈麻酔(点滴で眠る麻酔)+局所麻酔(チュメッセント麻酔)を行います。
※ベイザー脂肪吸引の料金表はこちら
名古屋院院長 浅井 裕子
平成22年 | 名古屋市立大学医学部卒業/信州大学医学部皮膚科学教室 佐久総合病院皮膚科勤務/岡谷市民病院皮膚科勤務 |
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平成30年 | 医療法人ー美会エースクリニック勤務 |
令和4年 | 医療法人一美会エースクリニック名古屋院院長就任 |
日本皮膚科学会/日本抗加齢医学会/
日本美容皮膚科学会/日本美容外科医師会
日本皮膚科学会認定皮膚科専門医
日本抗加齢医学会認定皮膚科専門医
ウルセラ認定医/サーマクール認定医/ミラドライ認定医/
ボトックスビスタ施注資格/ジュビダームビスタ施注資格
住所 | 〒450-0002
名古屋市中村区名駅4-10-25 名駅IMAIビル3F(名古屋院)・6F(アネックス院) ※初診カウンセリングご予約の方は3Fにお越しください。 |
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診療科目 | 美容外科、形成外科、美容皮膚科 |
診療時間 | 10:00~19:00 完全予約制 |
休診日 | 日・祝 |