ミラドライの治療時間は通常、1パスの場合で1時間〜1時間半、2パスの場合で2時間～3時間となります

腋の大きさや男性か女性かによって時間は多少可変します。

ミラドライ施術前には、局所麻酔の注射を行います。
局所麻酔の注射時には、ちくっとした痛みを感じますが、エースクリニックでは笑気麻酔を提供しています。これにより、リラックスした状態となり麻酔時の痛みを軽減できます。

施術中は局所麻酔が効いているためほとんど痛みを感じません。施術後は、徐々に局所麻酔の効果が薄れてくるため、数時間経過すると痛みが現れます。

痛み止めを処方しておりますので、服用することで多くの場合は痛みを自制内とすることができます。

しかし、個人差があり、一部の人には強い痛みを感じることがあります。なるべく快適に術後を過ごしたい方のために、最大5日ほど痛みを軽減させるエクスパレル麻酔も取り扱っております。

ご希望の方は事前にお申し付けください。

一旦除去されたアポクリン腺が後になって再生してくるということは通常は考えられません。
しかし、治療により弱っていたアポクリン腺が一旦は活動できない状態に陥っていたものの、治癒するにしたがってまた活動できるようになった状態を「再発した」と感じる可能性があります。

ミラドライを含めてどんな施術であっても100％すべてのアポクリン腺を取り除くのは不可能ですが、エースクリニックでは最大限の効果を出すための治療に日々取り組んでいます。

当院は15歳以上の未成年の方のミラドライ治療にも対応いたしております。
未成年の方がわきがの治療を希望される場合、初診時に必ず親権者の方に同席して施術の説明を聞いていただきます。
（15歳未満の方は保護者の同意があっても施術を受けて頂くことはできません）。

わきがは遺伝しますので、通常親子でわきが体質であることがほとんどです。
そのため、親子そろって治療を受けられる方も実際にたくさんいらっしゃいます。

皮膚切開を伴うわきが手術を行ったことがある場合、皮膚がよれていたり、毛穴が詰まりやすくなっていたり、粉瘤ができていたりといった皮膚トラブルが起こっている場合があります。
このような場合は、そのままミラドライを行うことはできません。
まずはその皮膚トラブルを治すことが必要となります。

また、外観上特に皮膚トラブルがないように見えても、実際にミラドライを行うと、過去にわきが手術を行ったことがある方の場合、感染・化膿などの副作用がやや起こりやすい傾向にありますので、注意深い観察が必要です。